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Contents
- 建設市場で新興ゼネコンが急速拡大 勢力図塗り替えへ
- 週間☆アクセス数上位ランキング!
特集(2026年10月12日~2026年10月18日)
- 今週の銘柄評価
ペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS]
- 編集後記
「まるで月面、古代サンゴ礁が広がるハンライの奇景」
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1. 建設市場で新興ゼネコンが急速拡大 勢力図塗り替えへ
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建設市場では、大規模な都市開発やインフラ整備の加速を追い風に、大手コングロマリットの企業グループに属する新興ゼネコンなどが急成長を遂げ、既存大手との売上高の差を急速に縮めている。
新興ゼネコンの躍進と異なる拡大戦略
不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の建設会社であるビンコンス(VinCons)や、観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)の建設パートナーであるタンミンニャン(Tan Minh Nhan)などの新興勢力が急速に台頭している。
タンミンニャンは2026年の売上高目標を19兆5000億VND(約1200億円)に設定し、売上高目標は一部の既存大手を上回る水準となっている。タンミンニャンがサングループ以外の顧客の開拓も進める一方、ビンコンスはグループ内の超大型都市開発に特化し、13万人を超える労働者を擁する内製化モデルで急速な拡大を遂げている。
・・・<続きはサイトでご覧ください> |
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2. 週間☆アクセス数上位ランキング!(2026年10月12日~2026年10月18日)
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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。
1 位 大手民間銀SHB、MUFG傘下のタイ銀から子会社売却代金を全額受領
VリーグSHBダナンのスポンサーとして知られる大手民間銀行サイゴンハノイ銀行[SHB](Saigon - Hanoi Commercial)は16日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG、東京都千代田区)傘下のタイ大手商業銀行アユタヤ銀行(Bank of Ayudhya、通称クルンシィ)から、旧子会社の消費者金融会社「Sファイナンス(SFinance、旧SHBファイナンス)」の出資持ち分の譲渡代金を全額受領したと発表した。
支払いは15日に完了した。これにより、Sファイナンスの出資持ち分100%の譲渡に関する一連の取引が完了した。SHBは売却で得た資金を財務基盤の強化やデジタル化、中核事業の拡大に活用する方針だ。
両行は2021年8月にSファイナンスの出資持ち分100%を2段階で譲渡する契約を締結し、2023年5月に第1段階(50%)の譲渡が完了していた。その後、ベトナム国家銀行(中央銀行)の承認を経て、2026年7月に残り50%の譲渡手続きを終えた。SHBは売却に伴う利益を2026年10~12月に計上する見通しだ。同行は今後もアユタヤ銀行との提携関係を維持し、リテール金融事業を展開していく方針だ。
・・・<続きはサイトでご覧ください>
2 位 ビンファスト製造会社が社名変更、再編で「フューチャー」に
不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)の製造会社ビンファスト・トレーディング・アンド・プロダクション(VinFast Trading and Production=VFTP)は、社名を「フューチャー・プロダクション・インベストメント・アンド・デベロップメント(Future Production, Investment and Development、略称:フューチャー)に変更した。
吸収合併と組織再編
VFTPは9月に開催した株主総会で、研究開発資産を管理するフューチャー・インベストメント・リサーチ・アンド・ディベロップメント(Future Investment Research and Development)の吸収合併を決議した。
合併に伴い、相手法人は消滅し、VFTPが相手法人の権利や負債などを全面的に承継した。これに伴い、VFTPの資本金は214兆0098億VND(約1兆3000億円)に増加した。
・・・<続きはサイトでご覧ください> |
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3. 今週の銘柄評価
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※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。
●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。 http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html ●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。 http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・ペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS] (2026年10月21日 発行ベトナム株通信 第5984号)
■ペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS]■―豊富な受注残高と洋上風力発電分野への事業拡大で、投資評価「買い」―
ベトコムバンク証券(Vietcombank Securities)は、石油・ガス関連サービスの幅広い分野で高いシェアを持つペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS](Petrovietnam Technical Services Corporation=PTSC)に対し、投資評価を「買い(Buy)」とし、理論株価を4万1700VND(約254円)に設定した。
主な成長要因は、石油・ガス関連の設備製作・建設・据付(M&C)部門における豊富な受注残高(バックログ)にある。国内では「B鉱区・オモンガス田プロジェクト」が2026~2027年の主力案件となる。
海外では、子会社のPTSC海運機械サービス社(PTSC Mechanical & Construction)がカタールの国営エネルギー会社、カタールエナジー(QatarEnergy)から、メイダン・マザム(Maydan Mahzam)油田再開発プロジェクトの「EPIC-1」パッケージを受注した。国内でも第3オモン火力発電所の設計・調達・建設(EPC)事業に共同事業体の一員として参画している。
さらに、従来の石油・ガス関連事業に加え、洋上風力発電をはじめとする再生可能エネルギー分野への事業拡大も進めている。2026~2030年に売上高として計上される見込みの受注残高は、総額27億3400万USD(約4300億円)に上る。M&C部門の売上高は、2026年に11億1300万USD(約1760億円)、2027年に8億7600万USD(約1380億円)に達すると試算される。
豊富な受注残高と新規エネルギー事業への進出が2026~2027年の業績拡大を支える見通しだ。ただし、EPCIC事業の特性上、売上高や利益の計上時期は各プロジェクトの検収の進捗に左右されるほか、資材価格や為替の変動も業績に影響を及ぼす可能性がある。 |
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4. 編集後記
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毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。 今週はベトナム人スタッフのNguyen Thanhがお送りする、「まるで月面、古代サンゴ礁が広がるハンライの奇景」のお話です。
ベトナム南中部地方カインホア省のビンヒー湾(Vĩnh Hy)近くに位置するハンライ(Hang Rái)は、奇岩と青い海が織りなす独特の景観で知られる景勝地です。海岸沿いには古代サンゴ礁の岩場が広がり、無数の穴やくぼみがある岩肌は、まるで月面を思わせます。白い砂浜とは異なる、自然が生み出した不思議な風景が魅力です。

ハンライはカインホア省ビンハイ村(旧ニントゥアン省)にあり、ファンラン・タップチャムから北東へ約30km、ビンヒー湾の南側に位置しています。背後には山々が連なり、目の前には青い海が広がっています。ヌイチュア国立公園(Vườn quốc gia núi Chúa)を代表する景勝地の一つとして知られています。
「ハンライ」の名前の由来
「ハンライ」は、ベトナム語で「洞窟」を意味する「ハン(Hang)」と、「カワウソ」を意味する「ライ(Rái)」を組み合わせた名前とされています。かつて周辺の岩の隙間や洞窟にカワウソが生息していたことに由来するといわれています。一方、この地域に生えていた「ライ」と呼ばれる樹木に由来するという説もあります。
名前からは大きな洞窟を想像するかもしれませんが、実際の見どころは海岸に広がる大小さまざまな岩や、長い年月をかけて形成された独特の地形にあります。

月面を思わせる古代サンゴ礁
ハンライ最大の見どころは、海岸から海に向かって広がる古代サンゴ礁の岩場です。かつて海中にあったサンゴ礁が地殻変動などによって隆起し、長い年月をかけて現在のような姿になったとされています。
灰色の岩肌には大小さまざまな穴やくぼみが無数に見られ、表面はごつごつしています。鋭く突き出た部分や、水がたまった丸いくぼみなど、場所によって異なる表情を見せてくれます。

周辺には巨大な岩が幾重にも重なり合う場所もあり、今にも転がり落ちそうな岩や、動物の姿を連想させる岩など、自然が生み出したさまざまな形を楽しめます。岩の隙間からは草木が顔をのぞかせ、青い海や空との美しいコントラストを生み出しています。

 海の上に現れる「滝」
ハンライでは、波の強さや潮の満ち引きによって、海の上に滝が現れたかのような珍しい光景を見ることもできます。
波が岩場に押し寄せると、海水が岩の上に広がり、波が引く際に段差から流れ落ちます。その様子が滝のように見えることから、「海の上の滝」とも呼ばれています。
早朝には朝日が岩場や海面を照らし、幻想的な風景が広がります。時期や気象条件によっては岩の表面が緑色のコケに覆われ、青い海との美しいコントラストを生み出します。
ただし、滝のような光景は常に見られるわけではなく、天候や波の状態によって異なります。また、岩場には先のとがった岩や滑りやすい場所もあるため、見学の際には注意が必要です。
 (青い海に面したハンライの古代サンゴ礁の岩場)
世界生物圏保護区の豊かな自然
ハンライが位置するヌイチュア国立公園は、2021年に国連教育科学文化機関(ユネスコ=UNESCO)の世界生物圏保護区に認定された「ヌイチュア生物圏保護区」の一部を成しています。
この地域はベトナムでも特に乾燥した気候で知られ、乾燥に適応した森林が広がる一方、海にはサンゴ礁などの豊かな海洋生態系があります。周辺の砂浜はウミガメの産卵地としても知られています。

山と海が織りなす雄大な風景に加え、独特の岩場を間近で観察できるハンライ。ビンヒー湾周辺を訪れる際には、ぜひ足を延ばしてみてください。
photo by Nguyen Thanh’s friend —————————— 今回は、ここまでです。 最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。 今後とも、「ベトナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。 |